当院では、診察室、入院室を、わんこ用、にゃんこ用、とわけています。
今回は、診察室をざっくりご紹介。
わんこは、明るさや動きに過敏に反応する子がにゃんこよりも少ないので、大きな窓のある診察室になっています。(特に朝はまぶしすぎるくらいなので、シェードを下ろしていることも少なくないです。。)
(待合室を入って左側になります)
一方、にゃんこたちは、明るくて広いよりも、ちょっと薄暗くて閉鎖された空間の方が(特に初めての場合は)落ち着くので、窓のない診察室にしています。
(待合室を入って、右側の診察室です)
窓の外で何かが動いてびっくりすることもありません。
ちょっとでも落ち着いてくれるといいな、と、ねこのフェイシャルフェロモン製剤(拡散器型)を使ってもいます。
以下のような、例外もあります。
*レントゲンを撮影したあとにお見せできるモニタが、いぬ診察室にしかないため、レントゲンの読影・説明は、いぬ診察室になります。
*ねこ診察室の方が真っ暗になるので、眼科の検査は、わんこでも、ねこ診察室で行うことがあります。
似たような理由で、窓の外の動きや物音に過敏に反応する可能性が高いうさぎさんは、ねこ診察室、
明るくてもあんまり気にならない(そもそも、とっても近眼)のハムスターは、いぬ診察室、で診察しています。
本当はいぬねこ以外の子たちのため、という診察室も作れたらよかったんですが、その辺はスペースの都合上。。。。(獣医師の数も一人ですしね)
それぞれの診察室も、もちょっとご案内しようかとも思っています。