うちの子19周年 ー介護生活ー

うちのこ

昨年、「うちの子18周年」でご紹介した、うちの子。

無事、19年目を迎えました。

1年って、ねこの年齢でいうと 4歳ぶんなのです。

このくらいのお歳になると、1年で一気に老け込む。。なんてことも珍しくありません。(わんこだと、犬種や体格にもよりますが、15~17歳くらいの頃に、1年で大きく変化する子が多いように思います)

気をつけていかねば。。。

うちのこ

うちの子は、出会ったきっかけの事故の怪我のせいで、自分で排便ができません。

10年目をこえたあたりから、排尿も自力でできなくなりました。原因はわかっていますが、治療に反応することはありませんでした。

 

それ以来、人間が下腹部を圧迫して排尿させないと、膀胱がパンパンになってしまいます。

パンパンになったら漏れだすので、尿道閉塞が起きた時のような、急性腎不全にはならないので、幸いにして命に危険はありません。でも、5年ほどまえから後ろ足が全く立たなくなってしまったので、尿が漏れてしまうと、下半身がびしょびしょになってしまうのです。(そして避けられなくて、困っています)

まだ若いころは、1日に2回排尿させれば間に合いました。なので、仕事に出かける前に排尿させて、帰宅したら排尿させて、在宅している間はちょいちょい確認して。。というサイクルでした。

(排便ペースは、2~3日に1回くらいで、それはずっと変わりません)

年齢があがってきて、近年は、腎機能の低下の起きてきて(血液で大きな異常がでるほどではありません)、尿量が増え、1日3回でも間に合わなくなりました。

そしていまでは、3~4時間に1回排尿させなくてはならなくなりました。

 

日中だけでなく、夜中もです。

 

膀胱がパンパンになっている状態、というのは、あんまりよろしくないので、なるべくマメに排尿させたいのです。

 

朝起きて排尿、出勤前に排尿。

(自宅に家族がいるときはみてもらっていますが、家族は、膀胱を空にするほど上手には排尿させられません)

お昼休みになったら帰宅して排尿させ、家を出るときは念のため膀胱内の尿量をチェックします。

夜、仕事などで帰宅が遅くなるときは家族にお願いし、帰宅して自分でまた排尿させます。

自分が寝る前にも排尿。夜中から朝方にも一度起きて排尿させます(だいたい3~5時くらいが多いでしょうか)

 

改めて書き出すと、1日中排尿させているのかしらという感じがします。。。

 

そりゃーもちろん、毎日のことで慣れてはいても、ちょっと大変に感じる時もありますし、仕事で疲れてバッタリ寝てる時、夜中に(ねこに)起こされると、自分が起ききれなくて、たぶんめがねをとったのび太くんみたいになりつつ排尿させてたりしています。こっちが寝ぼけているので、ペットシーツに上手に受け取る予定の尿をこぼしてしまってあたふたしたりすることもあります。

からだの動きも下半身はほとんど動かせないので、ベッドの中で転回もできず、がばっと起きてご飯を食べたりするのもうまくできなくて、それが理由で呼ばれたり、(こちらが寝てると)起こされたりもします。

 

それでもね、やっぱり、元気で生きてくれているのって、ありがたいです。

そばにいてくれるのが嬉しいです。

 

「うちの子」と出会って、一緒に暮らすのって、そういうことじゃないかなぁと思ったりもしています。

 

 

あー、19年か、すごいなめでたいなー、よく頑張ってくれてるなぁって感謝しつつ、かといって、うちの子に特に何をしてあげることもなく。

 

。。。おめでたいから、じゃこ天のカケラくらい、あげてもいいかもしれないなぁ。

(横浜生まれのハマっこにゃんこですが、じゃこ天、大好きなのです)