健康診断。だいじですね。

採血わんこ

年度が終わる前に行かねばならないのと、休診日の健診がもうあと1日しかないよ!ということに気づいたのとで、ワタシが、人間の健康診断に行ってきました。

集団健診というやつでしょうか。

番号を振られた部屋がいくつもあって、自分が受ける検査のところに行くようになっています。

案内されるがまま、順番に、身長体重を測ってもらったり、血液を採ってもらったり、レントゲンを撮ってもらったり。。。。

さすがに、わんこにゃんこと違って、採血がやだー! と、大暴れするひとも、脱走するひともなく、本当に静かに検査が行われていました。

(人間の集団健診で、暴れたり脱走があったりだったら、さすがにびっくりですね)

 

採血わんこ

わんこにゃんこは、1年で、ひとでいう 4歳ぶんくらいの歳を取ると言われています。

ですので、壮年期(6歳くらい〜)に入ったら、ひとほどたくさんの検査でなくても、年に1回は健診をした方がいいんじゃないかなぁと思ったりします。年に1回ですが、それでも、わんこにゃんこにとっては、4歳年をとるごとに一度の検査になるのです。

シニアになってきたら、検査の数カ月後にはなにか問題が。。ということも珍しくはないし、自覚症状がない問題も少なくないので(体の表面にできるしこりは、悪性でも自覚症状がないことが多いです)、ひとの方が気をつけて、毎日きちんと、食欲や排泄を確認したり、おうちの子をなでくり回したりしていただきたいと思います。

健康診断も、ちょっとマメにしてもいいかなぁと思います。

 

また、病院での健康診断では、鎮静や麻酔は使いません。

どうぶつたちの同意が得られなくて、大騒ぎになる場合は、できる範囲の検査を提案しています。

レントゲンねこ

体調がよくなくて、それでも、検査がイヤー! と言って、大騒ぎになる子の場合は、鎮静剤を使うこともありますが、それは何か症状があって、「どうしてもこの検査は必要」と判断した場合に行います。

病院に来た時点でものすごく怒っちゃって、攻撃が激しすぎて、来院1回目はキャリーから出てもらうこともできなかったというにゃんこがいたりもしますが、そういう子はごくまれです。

わんこは、特に柴さんたちをはじめとする和犬系の子たちは、遺伝的に警戒心が強くて、難しいことも多いです。血液を採るために、足を持ったりするのがもうどうしてもイヤー! という子も多いです。

本人(?)が望んで病院に来ているわけじゃないから、イヤなのは仕方ないです。

吠えるいぬ

どうしても検査が難しい場合は、検査すること・しないことのメリットとデメリットを、ご家族とよく話し合ってから、検査を実施するかしないか、するのであればその内容を決めていきます。

何が心配なのか、ということと、どんな検査だったらさせてくれそうか、ということも加味して、一緒に考えます。

 

 

病気は、早く見つかれば見つかるほど、治る可能性が高いです。それは、人間も動物も一緒です。

もう一歩進んだところが、予防になります。病気にならないために何ができるかも、考えていければよいかと思います。

 

どうぶつたちだけでなく、おうちの方の元気もとても大事です。
(おうちの子のためにも、ぜひぜひ元気でいてください!)

にんげんもどうぶつも。一定以上の年齢になったら、定期健診を受けましょう。