狂犬病予防注射の時期がきました

ワクチン接種

狂犬病予防接種のおしらせが市から出ているかと思います。

 

狂犬病予防注射は、ル・ル・ル動物病院で、一年中いつでも受けられます。

必要な手続きも、病院で済ませられます。

予防接種をご希望の方は、

*食欲元気に問題がない時

*なるべく午前中

に、お越しください。

★一般健康チェックをして、問題がなければ、予防接種を受けられます。

★一般チェックを行いますが、費用は集合注射より安いです。
(集合注射だと、注射してもらうだけで終わることが多いです)

ワクチン接種

狂犬病予防注射でも、副反応が出ることが稀にあります。

元気がなくなったり、吐いちゃったり。。。(ほかにもいろいろ報告があります)

夕方にお注射をすると、夜中に具合が悪くなって、どうしたらいいんだろう。。と困っちゃうこともあります。

予防接種は午前中に受けていただければ、万が一具合が悪くなってしまった場合は再受診しやすいため、当院では、午前中の接種をオススメしています。

予防接種を受けてから調子が悪い気がするなぁ。。。というときも、お気軽にご相談いただければと思っています。

 

ただ、おうちの方のご都合で午前中の来院が難しいこともあるかと思います。上記を了承していただければもちろん午後でも接種はいたします

万が一夜に具合が悪くなってしまったら、20時〜23時は、愛媛県開業中医師会(VET’S-えひめ)の、小動物夜間診療のホームページに、その日の当番病院が記載されていますので、そちらにご相談ください。

(当院も参加しています)

 

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集合注射でも狂犬病予防接種は受けられますが、

屋外であるので、犬の健康チェックが難しいこと、

前後のケアができないこと、

そしてなにより、集合注射を行なっている場所に雰囲気が(犬から見て)異様である可能性が高いこと

から、当院では、混合ワクチンの接種と同じように、狂犬病予防注射も、動物病院での接種を推奨しています。

 

落ち着いた環境でのお注射は、「あれ、もう終わったの?」となることも少なくないのです。

 

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ところで。

狂犬病という病気をご存じでしょうか。

狂犬病

 

日本では長らく出ていません。

世界中の多くの国では毎年発生があります。日本のように、長らく狂犬病の患者が出ていない国は、数える程度しかありません。

アジアでは毎年 3万人以上が死亡。世界で予防接種をうけている人間は、1年に 1500万人なのだそうです。(厚生労働省の狂犬病のページ参照)

狂犬病という病気は、哺乳類みんながかかる病気で、しかも発症したらほぼ死ぬ(致死率ほぼ 100%)という病気だからです(発症後の有効な治療法は確立していません)

こんなに致死率が高い病気はほかにはありません。

狂犬病は、おうちの子が感染したら、病気で死ぬのを待たずに、人間たちの安全のためにも「殺さねばならない」のです。

(鳥と暮らしているおうちでは、鳥インフルエンザの感染が認められたら同じようになるかとも思います。。でも、人間が鳥インフルエンザウイルスに感染した時の死亡率は、非常に高いとはいえ、99%以上ではないのです)

 

 

VET’S-えひめでの狂犬病予防注射についての記事もご紹介しています。

こちらをご覧ください。