電解水のご案内.1

除菌

今回は、電解水(AP 水=Meau)のご案内です。

ル・ル・ル動物病院では、電解水が大活躍しています。
院内の消毒消臭、どうぶつたちのケア、耳洗浄や傷洗浄、スタッフの手洗いなどなど、使用用途は多岐に渡ります。
おうちでの使用にもオススメしています。

現在の製品名は、 Meau(エムオー)。
院内では、旧名称の AP 水(えーぴーすい)という名前で呼んでいます。
(提供元の会社の変更に伴って名称が変わったようです)

今回は、この 電解水の紹介です。
(病院では AP 水と呼んでいるので、この名前のまま紹介します)

AP 水の特徴としては。。。

1.強力な除菌効果
2.安全性
3.有効成分の寿命が長い
4.使用法はさまざま

順を追ってご紹介します。

1.強力な除菌効果
有効成分は次亜塩素酸
家庭で除菌目的によく使われている、漂白剤の「ハイター」が近い成分(次亜塩素酸ナトリウム)になりますが、もっと安全です。
AP水の効果は、ハイターの数十倍です(次亜塩素酸は、塩素系消毒剤の中でも最も効果があります)。
なかなか消毒するのが大変だと言われるパルボウイルスに対して効果があることが、2001年鳥取大学微生物学研究室の実験で報告されています。
ハイターのような刺激はありません。
AP水は、触ってもお水と変わりありませんし、刺激臭もありません(うっすら塩素臭はします)。

歯科処置の際の、口腔洗浄にも使用しています(菌が減るので匂いも減り、出血も抑えることができます)。

除菌

 

2.安全性
有機物に触れると、水と塩に分離します。
原料も水と塩。特殊なプロセスによる電気分解によって AP水が作られています。

この AP水、 どうぶつの体に触れると、殺菌もしますが水と塩に分離するため、どうぶつには無害です。
また、ほとんどガス化しないため、塩素ガスの発生がなく安全。安定(寿命が長い)のメリットがあります。
中性に近い pH調整がされているため、生体や環境にも優しいのです。
ちなみに、pH は、0〜14で表される数値で、 中性は pH7が目安。ハイターはだいたい pH13(高アルカリ)くらいのようです。

安定性が高いというのは、安全面でも重要なことで、AP 水はほとんど ガス化しないため、マスクをつけていなくても安心して使えるのです。

ウイルスもやっつけられるような消毒薬や漂白剤は、「(ガスを)吸い込むと危険」だったり、「どうぶつに使っちゃダメ」だったりすることが多いのですが、AP 水はそういう心配がありません。

動物病院で、じゃぶじゃぶ使わなければならいようなときでも、どうぶつもスタッフも安心して使えます(刺激がないので、傷の洗浄にも使えます)

 

おそうじ

 

3.有効成分の寿命が長い
ガスにならない=安定 というのは、AP 水の有効性が長くもつ、ということでもあります。
生成後密閉容器で3ヶ月以上保管した液でも十分な除菌効果が得られるとのことでした。

が、作った後に密閉容器でひたすら保管することは、ふつうはないと思われますので(使ったり、移し替えのために容器を開けたりするでしょう)、病院でお渡ししているものについては、1ヶ月程度での交換をおすすめしています。(院内で使用している AP水は、週に2回交換しています)

長くなってきたので、
「4.使用法はさまざま」は、次回にお話ししますね〜。

当院では、耳洗浄用ボトルで小分けしたり、500ml ペットボトル(きれいに洗ったものを持参してくださると助かります)に詰めて販売しています。
おうちの子に試してみたい、という方はお気軽におっしゃってください。
(当院受診が初めての子の場合は、カルテを作らせていただきます)

電解水

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