フィラリア予防の季節がきます

ここのところ、わんこの予防の話ばかりですが。

春はそんな季節です。。。

今年の春はなかなか暖かくなりませんでしたが、それでも小虫や蚊が飛び交いはじめています。

蚊といえば、わんこで怖いのはフィラリア

ひと昔前までは、3年間予防していなければ、感染率は90%を越えると言われていました。

今の松山市内では、主に室内飼育の子ではそこまではいかないかも。。。とも思います。

でも、屋外に住んでいる子は、予防を忘れているうちに感染してしまった子もいました。

また、室内犬の多くは体が小さいので、20cm前後あると言われるフィラリア成虫が、そのちっちゃい心臓に入り込んでしまったら、ダメージは小さくないはず。。。 フィラリアは、寿命も長く(7〜8年と言われます)、成虫駆除は危険を伴うので、予防が本当に大事なのです。

 

当院では、毎月食べる(飲ませる)タイプの場合、5月1日から12月1日の毎月1日の予防をおすすめしています。

(予防期間をばっちりカバーできるうえ、毎月1日だと忘れにくいからです)

たとえば、5月1日に食べるタイプの投薬を行うと、4月に刺された分を落とします。イメージとしては、「前に効く」なので、最後の1回は寒い時期になります(最後がいちばん重要です)。

 

年に1回の注射を続けている方は、注射が切れる少し前にお連れください。

 

投薬前に、フィラリア感染の有無を確認します。(フィラリア感染犬に予防薬を使用すると、体調が悪くなることがあります。死亡例も報告されています)

こちらは、病院で採血後、5分ほどで結果がでます。

***前年度、当院でしっかり予防しているわんこは、検査費用に割引があります***

…….と、おしらせが遅れている間にも、自発的に「そろそろフィラリア予防の時期では。。。」と、たくさんの患者さんにお越しいただいています。おしらせが遅くて申し訳ありません。

来年はもちょっと早く。。。

 

これからでも十分間に合いますので、まだの方は、そろそろ「わんこと一緒に病院に行く」というのをスケジュールに入れてくださいね。