自己紹介。のようなもの。

森本智恵

1971年 松山市生まれ
山越のすみれ幼稚園卒園。近くの小中高校へ(松山北高卒)。

1995年 日本大学卒業

横浜市の動物病院に12年勤務後、
主に、東京都の 夜間救急動物病院目黒 に副院長として在籍しながら、東京都(世田谷区目黒区)で、動物病院に非常勤として勤務。

2015年2月から11月いっぱいまで、開業準備をしながら、岡山動物がんセンター三宅動物病院と、その分院であるACC福山総合動物医療センターに勤務。

そして、準備期間を経て、
2016年 3月に、ル・ル・ル動物病院を開業しました。

→ル・ル・ル動物病院の名前の由来

所属学会など

・日本獣医動物行動学研究会
・日本獣医がん学会
・日本小動物歯科研究会

日本小動物歯科研究会 レベル4 修了
JAHA パピーケアスタッフ講座修了
iVEAT 腹部超音波講座修了

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横浜にいたときは、小動物歯科研究会に所属し、どうぶつの歯科専門の先生方に指導を受け、一般診療のかたわら、多くの犬猫の口腔(主に歯や歯肉炎の問題)の診療に携わりました。

小さなどうぶつ病院でしたが、もともと避妊去勢以外の治療の手術が半分以上を占めていました。全身麻酔下での口腔内処置(歯石除去、歯肉炎の処置や抜歯など)も、多く行っていました。

口腔内処置の例(歯石除去+歯肉炎処置:抜歯なし)

歯石とり前
歯石とり前
歯石とり後
歯石とり後

東京では、夜間救急動物病院で 、副院長として5年半勤務しました。
長く勤務した夜間動物病院は、勤務時間が長かったこともあり、フルタイムでも週 3.5〜4日仕事ペースでした。空いた時間で、いろいろな動物病院で、非常勤として勤務もしました。
たくさんの子たち、ご家族、病気や状態と出会い、レアなケースも含めて、いろいろな処置や手術も経験しました。

動物行動学に対する興味が高じて、動物行動学研究会に所属するだけでなく、「しつけ」とはなんだろう、というところから、獣医師のあいだでは一般的には動物看護士さんの仕事とされている、パピーケアスタッフ講座(JAHA)も受講しました。
わんこたちに必要なのは、「ひとと暮らすためのルールを教える」、すなわち「教育」だという考え方に、非常に共感しました)

開業の準備をするために、東京を離れ、縁あって岡山で、主にがん専門の動物病院に勤務しました。

岡山(井原市本院)、広島(福山市分院)の両病院は、高度医療をも目指しています。
こちらでは、専門性の高い機器や設備を利用した手術や検査、治療などが可能です。
個人の動物病院ではなかなか行えないような手術や、抗がん剤を使用する治療などのほか、CT や MRI を用いた画像検査や、放射線治療などを行うことができるのです。
がんになってしまったり、神経疾患になってしまった子たちを中心に、多くの子たちが、それぞれのかかりつけの病院から紹介されて、遠くからも来院してくる、という病院でした。

忙しさのあまり、開業準備と勤務の両立が難しく、ちょっと早めに退職させていただきました。
短かったですが、ものすごく充実していました。院長をはじめ、一緒に働いた先生方にも動物看護師さんたちにも患者さんたちにもとてもよくしていただきました。

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犬へのアロマとマッサージの講座風景
犬へのアロマとマッサージの講座風景 ホテル西洋銀座(当時)

夜間救急で主に仕事をしていたときに、アロマやバッチフラワーレメディというものの資格を取得しました。

詳しく知る前には、その効果や存在自体に対して疑問符を持っていました(私は、もともとそういうものに、ほとんど興味を持っていませんでした)。
でも、患者さんや、一緒に働いていた動物病院スタッフを通して知り、自分が体験してみたことで、その「?」は、感嘆符「!」に変わったので、そのうちに興味を持ってきちんと受講しました。

アロマスクールの先生の勧めで、ときどき、アロマサロンやカルチャーセンターや動物病院などで、犬猫やひとへのアロマセラピーや、バッチフラワーレメディについて教えていました。
本当は自分のために習い始めたのですが、知識を深めていったり、体験をしていくうちに、どうぶつたちにもいいのではないかなぁと思って、ちょっと余分に勉強しました。

いまから思えば「救急」という、アロマとか代替療法とか言っていられないところで仕事をしていたからこそ、自分でバランスをとろうとして、「習おう」と思うほど、こういうことに興味を持ったのかもしれません。

それまでは、代替療法に対して、人並み以下の(割と冷ややかな)興味しかなかったのです。

いまは、心身のバランスをとる、ということこそ、健康を維持するためには大事なことだと思っています。これは、人間もどうぶつたちも、同じこと。
でも、代替療法の大前提は、体の不調にはまず、治療が必要かどうかを見極める必要がある、というところだと思います。(知られていないようですが、きちんとした代替療法のコースを受けると、この点は最初にものすごく強調して叩き込まれるはずです)

(バッチフラワーレメディは、体ではなく、心の不調に効果があるとされています。
これは、プラクティショナーが行うコンサルテーションが、「自分を深く掘り下げる」ものであるために、癒しが起きるのではないかと私は考えています)

講座をやっていたころのプロフィール画像(古くなってきたので、ほぼ詐欺)

↑講座をやっていたころのプロフィール画像
この写真も古くなってきたので、今となってはほぼ詐欺です(断言)