ハムさんたちは、スピードが速くて、なかなか写真をうまく撮ることができません。。。
(もちろん、写真撮影の技術の問題も大きいのだとは思います。。。)
ぐでさんは、最初はひどい皮膚病で当院に来られました。
首の下から胸全体が、毛が抜けてまっかっか。
かゆくてかゆくて、イライラもしていたようです。
当院に来られたジャンガリアンハムスターさんのなかで、最速の動き。あっという間に診察台を走り抜けてしまうほど。
とてもじゃないけど、写真を撮るどころではありませんでした。
(皮膚に大きな異常がある子は、写真を撮らせてもらうことが多いのですが、あまりにも落ち着かないため、写真が撮れませんでした。。。)
きれいになってくるまでに、ずいぶんかかったのですが、お姉さんが頑張って通院と投薬を続けてくれたおかげで、きれいになりました。
かゆみがなくなって気持ちが落ち着いたからか、体重が増えたからか、動きもゆっくりになりました。背中もツヤツヤ。ふくふくしています。
最初の写真がないので、単に「よくなって、よかったね」の写真になりましたが、紹介させていただくことにしました。
落ち着いた様子のぐでちゃん
もうひとりのハムさん。
「よくなってよかった!」の子です。
子宮に膿が溜まる病気になってしまって、食欲も元気も全くなく、お腹も膨れて、お尻まわりが汚れた状態で来院されました。
子宮に膿が溜まるような病気は、死んでしまうことが少なくありません。重病です。
(わんこにゃんこがこのような病気になると、手術適応になります)
この子も、おうちの方が通院と投薬を頑張ってくれたのと、なにより本人も頑張ってくれたのとで、すっかり元気を回復しました。繰り返してしまう可能性の高い病気ですが、いまは元気いっぱい。
きいちゃん
初診時は、おうちから出てきてくれなかったうえに、診察の時も苦しそうにしていたのが、今は、外が気になって自分で出てきて、カゴも乗り越えようとするほどになりました。
当初は嫌がっていたお腹のチェックも、怒らずさせてくれます。最初はやっぱり痛かったんだねぇ。。。
薬を飲んでもらう治療で良くなってくれたなぁと思います。
きいちゃんも、「よくなってよかったね」記念の写真になりました。
なかなか「よかったね」の写真を撮らせていただくことはないのですが、ふたりとも、なかなか治るのが難しいと思っていた状態から回復してくれて、たまたま同じ日に来院されたので、記念にと撮らせていただきました。