ノミ・ダニ駆除を始めましょう
そろそろ春が近づいてきました。13℃を超えてくると、ノミやダニなどが行動を開始します。
駆除は、にゃんこはスポット剤(滴下剤)がメインです。
わんこは、スポット剤と、食べるタイプのお薬もあります。
使いやすいもの、どっちもOKな子は、安価なものを選んでいただけたらと思います。
滴下剤にもいくつか種類がありますので、ご案内もしています。

上記のものがよく出ますが、別のタイプのものもあります。
滴下剤にもいろいろあって、体をコートするもの、いったん吸収されるもの、効果が1ヶ月のもの、3ヶ月のものなどいろいろあります。(わんこ用では、食べるタイプの、3ヶ月持続して効果があるおくすりもあります)
こんな話をしていると、かゆくなってくるでしょうか。

ところで、やっつけるべき、ダニやノミ、どのくらいご存じですか?
ダニは、草むら(葉っぱのてっぺんなど)で、どうぶつが通るのを待ち受けています。
どうぶつについて、めいっぱい血を吸うと、自らおっこちて、脱皮か産卵をしに行きます。
脱皮は、もう一段階大きくなるためのステップで、完全なオトナのダニになると、最終ステップが産卵になるのです。
生まれる卵の数はものすごいようです。。。
ノミは、おそらくその辺の道端で、サナギ状態のまま、どうぶつが通るのを待ち受けています。
ノミは、ノラにゃんこたちに寄生していて、ノラにゃんのうえで産卵します。その卵が落ちて、幼虫になり、サナギになり、どうぶつが通るのを待ち受けているのです。
なので、ノラにゃんこが通るところには、ノミの予備軍がいるものだ、と思っていただいていた方がよいかと思います。
1日に生む卵の数が 20個前後とか。
おうちの子についたら、1匹のノミがついただけで、毎日20個ずつ卵が落ちていく。。。となると、とんでもない数になっていくのがわかりやすいかもしれません。
ダニと大きく違うのが、ものすごく素早くて、縦に平たいので、どうぶつたちの毛の中で見つけるのは非常に困難です。1匹みつけたら、もっとたくさん隠れていることが多いです。

ノミもダニも、吸血するだけでなく、余計な別の寄生虫などを連れてくることがあります。
ダニから人間にも感染するウイルスによる、(重症熱性血小板減少症候群)SFTSは、死者が出るのでご存じの方も多いかもしれません。
それ以外にも、わんこやにゃんこに害のある病気のモトになりますので、用心をお願いいたします。