フィラリア予防をはじめましょう
フィラリア予防の毎月の投薬は、5月1日からをお勧めしています。
と、記事を書き始めたら、出てしまった緊急事態宣言。。。
フィラリア予防はわんこの命に関わるため、不要不急ではないと考えて
おしらせをすすめさせていただきます。
フィラリア予防のおすすめが、なぜ1日からか。
毎月の投薬を忘れにくいから(大事)
という理由も大きいのです。
カレンダーをめくったら投薬。
(最後は寒くなってから。なので、12月1日になります)
そして、おくすり。
当院ではおやつタイプが主流です。
月はじめの、おいしいおやつの日になります。
(国産牛肉使用なんだそうです。
牛肉アレルギーの子には、フレーバーつきのものをお勧めしています)
フィラリアの予防薬は、基本的に「心臓にフィラリア成虫がいない子」には安全です。
言い換えると、フィラリアが心臓に寄生している子に、予防薬を飲ませると、副作用が出ることがあります。
ですので、毎年、1回目の投薬の前には、血液検査をして、フィラリアがわんこの体にいないことを確認してから投薬します。
血液を2滴くらいもらって検査をします。
5分くらいで結果が出ます。
フィラリアを持っている蚊に刺されても、フィラリアがいきなり心臓に寄生するわけではないため、心臓にたどり着く前に駆虫しましょう、というのがフィラリア予防薬です。
5月1日にフィラリア予防薬を飲ませると、ざっくり4月に蚊に刺されて体に入ってきた分は、全部落とせます。
温暖化しつつあると言われていますが、えひめでは、4月の分を確実に落とせれば、まず大丈夫かと考えています。
フィラリアが感染力を持つ期間は、平均気温で決まるため、事前にいつからいつまでだったら大丈夫、と、厳密な話はできません。
今までのデータから、5月1日から12月1日まで投薬したら、愛媛に住んでいるわんこは大丈夫だと考えて、そのようにお伝えしています。
フィラリアの検査は予約なしで可能です。
狂犬病の予防接種などと同日にできます。
おやつタイプのおくすりは、フィラリア予防だけでなく、加えてノミダニ駆除ができるものもあります。
(体重によって費用が異なります)
費用重視か簡便さ重視かおいしいの重視かなどなど、
わんことおうちの方に合わせて考えますのでご相談ください。
どうしても投薬ができない子には、年に1回の注射もあります。
(まれに副反応がでるため、注射希望の子はなるべく午前中にお越しください)
ゴールデンウィーク直前直後は例年かなりこみあうので、避けてお越しいただいた方がお待たせせずに済むかもしれません。
平日はそんなにこみあいません。
フィラリアのおしらせはがきをお出しするのをすっかり忘れていました(涙
現在作成中です〜。。。
春健診とフィラリア検査を兼ねたい方は、なるべくお早めにお越しください。
検査結果が戻ってくるのに1週間くらいかかります。
また、検査を出す先が都会なので、コロナの影響を受けることがあるかもしれません。。。
ノミダニはもう出ていますので、
外にお散歩にいくけど、まだ予防/駆除薬をはじめてない子は
すぐはじめてください。
13℃あれば動きます。
えひめのダニはひとにも危険なので、是非!