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こいぬのしつけ方教室

しつけのテクニックを正しく理解して、自分の犬をきちんとしつけることは、社会的に重要なだけでなく、犬と飼い主の間の関係も良くする。
さらにもう20年ほど前から知られていることだが、しつけ教室に参加すると、犬と飼い主との関係はより充実したものになる。

DOG SENCE 犬はあなたをこう見ている(河出文庫) 426ページ
著者:ジョン ブラッドショー
(英国ブリストル大学獣医学部の客員研究員・人間動物関係学研究所所長)

当院では、しつけ方教室のレッスンには、
「お困りごと解決だけでない価値」がある
と、考えています。

インストラクターの方にお願いして、
奇数月の第2、第4土曜日に、
こいぬ(生後6ヶ月以下)対象のしつけ方教室を開催しています。

しつけ方教室の概要

初めてわんこをお迎えした方も、そうでない方も大歓迎!

わんことご家族のお互いが、楽しく生活するコツを学べます。

やってみても「変わらない」「直らない」のは、伝わってないからってご存じですか?

日程

奇数月 第2、第4土曜日 14:00〜14:50
(変更になることもあります)

参加費

1回 1,650円
(お申し込みは、病院受付でのみ対応です)

参加資格

  • 当院の患者わんこさん
  • 生後2ヶ月齢〜6ヶ月齢
  • お申し込み時に 6ヶ月になっていても、翌月参加が可能になりました!
  • 病気の治療中の子は参加できません
  • 女の子は、ヒートがきてしまったら参加できません

内容

1回目

  • 犬の育て方
  • 病院大好き
  • お友達と遊ぼう

甘噛みやいたずらなど、さまざまな問題の解決方法
わんこ同士で交流してみよう

2回目

  • お手入れのしかた
  • 「おすわり」や「おいで」を教える

お手入れや投薬を苦手にさせない方法
基本的な人間のことばを教えよう

備考

  • 2組以上の申し込みで開催になります(交流も目的のひとつです)
  • 教室は時間厳守。
    しつけ方教室がはじまると、事故防止のため、病院の正面ドアは締め切ります。
  • しつけ方教室中、病院はお昼休みですが、病院スタッフは検査や手術などをしているため、
    診療や予防薬の購入の「ついで」は対応できません。
  • こいぬをお迎えしたときに、最低限知っていて欲しいことを中心とした内容です。
    月齢が大丈夫であれば、何回参加していただいても構いません。
  • 会場(病院待合室)が小さいため、参加できるわんこの頭数、ご家族の人数に制限があります。
  • 先着申し込み順です。
    いっぱいになっていることもありますので、 お申し込み・お問い合わせはお早めにお願いします。
  • 病院受付でのお申し込みになります。
    当日の注意事項や持ち物メモをお渡しいたします。
  • もっとたくさん学びたい!という子は、インストラクターの砂田さん主宰の教室もご案内できます。
    詳しくは、ホームページをご覧ください。
  • 当院でチラシもお渡ししています。気になる方はお申し出くださいね。

しつけ方教室への想い

こいぬを迎えると、たのしい! かわいい!。。。ばかりではないことも多いですね。
相手もいきもの。
しかもこども。
そして、人間のことばが通じません。

こいぬを育てるのは、いろいろたいへん。
健康面だけでなく、生活のルール(たとえばトイレ)を教えるのも一苦労です。
首輪やリードは、これでいいのかな?
こう教えているんだけど、どうしてうまくできないんだろう?
ネット検索や YouTube ではこんなこと言ってるけど、うまくいかないよ??
うちの子(私)が、何かヘンなの???

そんなことを思うことはたくさんあるかと思います。

わんこには、人と暮らすために教育が必要です。
一方で、おうちの方も、「どうしたらうまく伝わるか」を知ることが必要です。
伝えるだけでなく、定着させるには、根気も必要です。
方向性が間違ってないとわかれば、そのまま頑張っていれば大丈夫。
そして、子犬がみんな同じなんてことは全くありません。

子犬のときの暮らし方、接し方は、この子の一生を左右する可能性もあります。
いろいろ「やらかす」のが子犬です。
特に幼いときは、家族の対処や対応で、その後の性格も変わってくると言われます。

「犬は、家族に順位づけをするんでしょ?」
なんて、とっくに否定された時代遅れの考え方です。
(オオカミも、群れの中で順位づけしません)

「なぬ?」と思った方も、ご存知だった方も、このページ冒頭で取り上げた「犬はあなたをこう見ている」(河出文庫)をぜひ読んでみてください。
文庫本1冊にして、この内容。
わんこを理解し、これからの犬という動物について考えることもできる、素晴らしい1冊だと思います。
(著者は獣医学や行動学の専門家ですが、書籍は一般向けで非常にわかりやすいです)

ライン

当院では、こいぬをお迎えされて来院されたおうちの方に、アメリカのバデュー大学動物行動学診療科の尾形先生監修の「こいぬの本」を差し上げています。

本自体はコンパクトですが、中身はみっちり。
写真やイラストもたくさんです。
こいぬのときに大事な10項目について、詳しく解説されています。

ただ、同じこいぬであっても、個性がさまざまなので、同じ対応でうまくいかないこともあります。
性格によって、受け取り方がまったく違うことも少なくないのです。

また、人間のほうも、本を読んで、しっかりわかっているつもりでも、わんこにうまく伝わらないことも少なくありません。

やはり、「教える(教育)」は、その子の個性にあわせての「個別」がいちばんいいよね。

ということで、ル・ル・ル動物病院では、聴導犬の訓練などを行っている
インストラクターの砂田さん(一般社団法人 Dog for Life Japan)をお迎えして、
「しつけ方教室」を開催してしています。

最初を頑張ったら、その後がぐっと楽になる。
わんこの本当のところを理解する。
わんことの絆も強くなる。
ということで、一緒にレッスンを受けていただくことを非常におすすめしています。

病院が費用の半額を負担していますので、割安かと思います。
どうぞご利用くださいね。

*Dog for Life Japan の、しつけ方教室 Happy Tails Club のホームページはこちらです*