「犬と人がよりよく暮らせる社会」をテーマに活動している経験豊かな先生が、家庭犬の子犬しつけをサポートします😊
奇数月の第2、第4土曜日に、
こいぬ(生後6ヶ月以下)対象のしつけ方教室を開催しています。
なぜしつけ方教室?
こいぬをおうちにお迎えしてから、
この子にどのように接するか、
何をどのように教えるか は、
これからの生活を左右するだけの影響力があります。
こいぬの正しいしつけ方を知り、正しく対応することで、
「わんこにありがちなお困りごとをつくらない・定着させない」。
これは、今後のひととわんこの暮らしを
とても大きく変えるパワーがあると考えています。
そして、「正しくしつけを受けたわんこと飼い主」は、
関係性がより良くなることもわかっています。
もちろん、一方で、「教える技術・知識・経験」もとても大事になります。
当院のしつけ方教室は、介助犬・聴導犬の訓練・認定や、動物介在療法(セラピー活動)にも取り組むプロのインストラクター(Dog for Lifeの代表 砂田さん)が担当します。

しつけのテクニックを正しく理解して、自分の犬をきちんとしつけることは、社会的に重要なだけでなく、犬と飼い主の間の関係も良くする。
さらにもう20年ほど前から知られていることだが、しつけ教室に参加すると、犬と飼い主との関係はより充実したものになる。
DOG SENCE 犬はあなたをこう見ている(河出文庫) 426ページ
著者:ジョン ブラッドショー
(英国ブリストル大学獣医学部の客員研究員・人間動物関係学研究所所長)

オンライン予約できます
当院の患者さん向けのサービスです。
レッスン前に、体調チェックとカルテ作成が必須です。
まだ行ったことないよ! の子は、カルテをお作りしたうえ、体調のチェックなど行います。
まずは病院の受診をお願いいたします(初診料とカルテ作成費用で 1650円かかります)。


しつけ方教室の目的
- ひとを好きになろう
- 社会化をしよう
- 飼い主さんも学ぼう
- 病院を楽しい場所にしよう
ひとを好きになると、いろいろなところでいろいろな方に可愛がってもらえるようになります。
社会化とは、こいぬがいろいろな人や犬、音、場所、物などに慣れることを通じて、「社会でうまく生きていく力」を身につけることです。
いろいろな刺激を受け入れやすいこいぬの時期に「慣れる」と、将来、落ち着いて行動できる範囲が広がります。
病院が楽しくなれば、受診のときのストレスが格段に少なくなります。
こんにちはー!って、喜んで病院に来れると、おうちの方も楽になります。
おうちのわんこに、どう教えてあげたら楽しく伝わるのか
わんこも楽しく受け入れられるのか。
おうちの方も学んでみましょう。
内容
1回目:犬の育て方(甘噛み・いたずら・トイレ)
子犬をお迎えしてから直面する
様々な問題(甘噛みやいたずら、トイレの失敗などなど)の
解決方法を学びます
2回目:お手入れの仕方・病院大好きにしよう
日頃のお手入れをおとなしくさせてくれる方法
診察、治療をどう受けるか、自宅での投薬の仕方
を学びます

日程
奇数月 第2、第4土曜日 14:00〜14:50
(変更になることもあります)
参加費
1回 1,650円
オンライン予約・決済に対応しました。
オンライン予約は、クレジットカード決済のみの対応です。
病院受付での予約は、現金、クレジットカード払いのほか、各種キャッシュレス決済が可能です。
参加資格
- 当院の患者わんこさん
- 生後2ヶ月齢〜6ヶ月齢
- 病気の治療中の子は参加できません。
重症でない場合はご相談ください。 - 女の子は、ヒートがきてしまったら参加できません。


備考
- 教室は時間厳守でお願いいたします。
しつけ方教室がはじまると、事故防止のため、病院の正面ドアは締め切ります。 - しつけ方教室中、病院スタッフは参加しますが、獣医師は検査や手術をしています。
「ついで受診」はできないことが多いです。ご了承ください。
おかえりの際に、フードやサプリメントの購入などは可能です。 - こいぬをお迎えしたときに、最低限知っていて欲しいことを中心とした内容です。
最低限とはいえ、とてもとても重要事項です。
月齢が大丈夫であれば、何回参加していただいても構いませんし、その方がよいのでは。。と考えています。 - 会場(病院待合室)が小さいため、参加できるわんこの頭数、ご家族の人数に制限があります。
- 先着申し込み順です。
- わんこのために、もっとたくさん学びたい!という子は、インストラクターの砂田さん主宰の教室がおすすめです。
詳しくは、ホームページをご覧ください。
当院でチラシもお渡ししています。気になる方はお申し出くださいね。

しつけ方教室への想い
こいぬを迎えると、たのしい! かわいい!。。。ばかりではないことも多いですね。
相手もいきもの。
しかもこども。
そして、(まだ、全く)人間のことばが通じません。
こいぬを育てるのは、いろいろたいへん。
健康面だけでなく、生活のルール(たとえばトイレ)を教えるのも一苦労です。
いろいろ調べて教えているんだけど、どうしてうまくできないんだろう?
ネット検索や YouTube ではこんなこと言ってるけど、うまくいかないよ??
うちの子(私)が、何かヘンなの???
そんなことを思うことはたくさんあるかと思います。
わんこには、人と暮らすために教育が必要です。
一方で、おうちの方も、「どうしたら、わんこにうまく伝わりやすいか。わんこが誤解せずにわかってくれるか」を知ることが必要です。
伝えるだけでなく、定着させるには、根気も必要です。
そして、「子犬がみんな同じ」なんてことは全くありません。
同じように伝えてるつもりでも、子犬たちみんなに同じように伝わるわけでもありません。
子犬のときの暮らし方、接し方は、この子の一生を左右する可能性もあります。
特に幼いときは、家族の対処や対応で、その後の行動が大きく変わってきます。
行動が定着してから直すのはなかなかたいへん。
まだお困りごとがはっきり見えない段階から、芽を摘んでおくのも大事な目的です。

当院では、こいぬをお迎えされて来院されたおうちの方に、アメリカのバデュー大学動物行動学診療科の尾形先生監修の「こいぬの本」を差し上げています。
本自体はコンパクトですが、中身はみっちり。
写真やイラストもたくさんです。
こいぬのときに大事な10項目について、詳しく解説されています。

ただ、同じこいぬであっても、個性がさまざまなので、同じ対応でうまくいかないこともあります。
受け取るわんこの性格によって受け取り方がまったく違うことも少なくないのです。
また、人間のほうも、本を読んで、しっかりわかっているつもりでも、わんこにうまく伝わらないことも少なくありません。
同じことを言っているはずでも、どのようにどのタイミングで伝えるかによって、わんこに全く違う伝わり方をしていまうこと、よくあります。
やはり、「教える(教育)」は、その子の個性にあわせての「個別」がいちばんいいよね。
ということで、ル・ル・ル動物病院では、聴導犬の訓練などを行っている
インストラクターの砂田さん(一般社団法人 Dog for Life Japan)をお迎えして、
「しつけ方教室」を開催してしています。
最初を頑張ったら、その後がぐっと楽になる。
わんこの本当のところを理解する。
わんことの絆も強くなる。
ということで、一緒にレッスンを受けていただくことを非常におすすめしています。
病院で、費用の半額を負担していますので、割安かと思います。
どうぞご利用くださいね。

*Dog for Life Japan の、しつけ方教室 Happy Tails Club のホームページはこちらです*
- 介助犬・聴導犬育成と普及啓発活動
- セラピー/ファシリティードッグ 動物介在療法
- しつけ方教室
を行っています。
*令和6年12月27日 厚生労働省より介助犬・聴導犬認定機関として指定されました*