ほじょ犬診療費助成のこと
当院が所属しているVET’S-えひめ(愛媛県開業獣医師会)˜では、「ほじょ犬診療費助成事業」というのをしています。
今年度は、盲導犬7頭、聴導犬2頭、介助犬1頭の、合計10頭を助成しています。
この助成金。募金からもまかなっています。病院カウンターに置いている募金箱がそうです。
当院で今年上半期(6月末まで)の募金は、9796円でした。
いつもご協力ありがとうございます!
ほじょ犬たちのために使わせていただきます。
と、当たり前のようにお話をはじめてしまいましたが、改めて。
「ほじょ犬」、ご存じでしょうか?
こんなマーク、見たことあるでしょうか。
ほじょ犬とは。
厚生労働省のポスターから引用させてもらうと。。
ほじょ犬(身体障害者補助犬)とは、身体障害者の生活を手助けする「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」のことです。『身体障害者補助犬法』に基づいて認定されています。
盲導犬
目の見えない人、見えにくい人が街なかを安全に歩けるように、段差や曲がり角などを教えます。ハーネス(胴輪)をつけています。聴導犬
耳が聞こえない人、聞こえにくい人に、生活の中の必要な音を知らせます。玄関のチャイムの音、ファックス着信音などを聞き分けます。介助犬
手や足に障害がある人の日常の生活動作をサポートします。落としたものを拾ったり、ドアを開けたり、スイッチを押したりします。
また、
公共施設や飲食店、病院、宿泊施設など、いろいろな場所でほじょ犬を受け入れることは、『身体傷害者補助犬法』で義務付けられています。
ということで、ほじょ犬マーク(ステッカー)を見かけることも多いかと思います。
同じ自治体で、盲導犬・聴導犬・介助犬がそれぞれ活躍しているところはまだまだほとんどないそうです。
地元でひとのために働くわんこたち。
もし見かけたら、ぜひぜひご配慮をお願いします。
募金箱はずっと置いてありますので、今後もご協力をお願いいたします。
VET’S-えひめのホームページより。。。
ベッツ-えひめでは、補助犬の健康を維持し、補助犬使用者とできるだけ長く、楽しく一緒に過ごせるようにとの思いから、健康管理に係わる診療費の助成金補助、他者に不快感をあたえないことや、人と動物の共通感染症を予防することを目的として、補助犬同伴の講習会開催等の事業を展開しております。
お寄せいただく寄付金は、補助犬の健康管理(病気予防・治療・その他健康管理に必要な医薬品,器具)のために大切に活用させていただいております。どうぞご協力よろしくお願いいたします。
直接募金をしていただくこともできます。
こちら(VET’S-えひめホームページ内)をご覧ください。
VET’S-えひめでの、平成28年度の募金収支決算の報告はこちら
(当時は助成しているほじょ犬は9頭でした)
ほじょ犬について詳しくは、
公益財団法人 日本補助犬協会のホームページ をご覧ください。
ほじょ犬のポスターはこちら