マイクロチップのことなど。。
最近、マイクロチップについて訊かれることが増えてきました。
昨年の豪雨災害から、ますます認識が高まってきたようにも感じます。
病院でいれるマイクロチップは、
世界でひとつの「うちの子の番号」になります。
迷子のわんこ・にゃんこと出会った場合、
愛護センターなどでは必ずチェックが行われます。
10年ほど前、勤務先の動物病院でマイクロチップを入れて、
ご家族の転勤とともに海外に行った子が、
引越し先で脱走し、マイクロチップのおかげで無事おうちに帰れた。。
ということもありました。
(脱走先はベルギーでした。。。)
首輪や迷子札だと外れることがありますが、
マイクロチップは体に埋め込むため、
外れたり落ちたり壊れたりすることはまずありません。
ただ、特定のペットショップには独自の登録団体(?)があるようで、
そちらで登録された子たちは、
獣医師が使うデータベースには記録されていないようです。
マイクロチップの埋め込みは、予防接種と同じくらいの時間で
(少しじっとしていればほぼ一瞬で)できます。
出血することもほとんどありません。
予防接種と違って副反応などはありませんので、
午前でも午後でも可能です。
埋め込み費用は 3000円で行っています。
(登録するための費用は、1000円です。
こちらはおうちのかたご自身での郵便振込になります)
(*登録費用が、2019年10月から1050円になります)
当院では、マイクロチップはだいたい在庫を置いてありますが、
置いてある在庫は少数のため、
たまに在庫切れになっていることがあります。
ご希望の際は、あらかじめご連絡いただければ、
お取り置きしています。
マイクロチップについては、環境省のホームページ内で詳しく記述されています。
パンフレットのダウンロードも可能です。
→ここをクリック(環境省の、マイクロチップ関連ページです)
松山市公式ホームページでの、
マイクロチップ関連のページをご覧になるには
ここをクリックしてください。
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痛いのが苦手な子には、
・避妊・去勢手術のとき
・歯科処置のとき
など、鎮静をかける時をお勧めしています。
また、
ごはんを抜いて、ごはんかおやつを持ってきていただいて、
院内で食べている間に埋め込む
ということも可能です。
食べることに集中できる子にはお勧めです。
病院でのごほうびを食べているうちに、だったり、
なんだかわかんないけど怖くて固まってるうちに、だったりで、
割とあっさり埋め込み終了になる子も少なくないのです。
当院の患者さんで、
うちの子はどうするのがいいかな。。。という場合は、
その子の性格などに合わせて提案しますので、お気軽にご相談ください。
私の「うちの子も」入れています ^^