児童書「ルルル動物病院」

「なぜ、ルルル動物病院という名前なんですか?」
と、よく尋ねられます。

自分が10代のころからのお友達で、
現在、児童作家をされている 後藤みわこさんという方がいます。

後藤みわこさんが描く、
『主人公は10歳の男の子で、
青年獣医師がメインキャラクター』
という物語の監修をさせていただきました。

それが、「ルルル動物病院」のシリーズです。

(表紙をクリックすると、Amazonの本のサイトに飛びます)

表紙やイラストがかわいらしくて、勘違いされやすいのですが、漫画ではありません。

後藤みわこさんについてはこちら(wiki にリンクしています)

小学4年生のテルくんが、物語の主人公。
救急ドクターカーに乗って活躍する、若い獣医師のタロー先生との出会いから、物語は始まります。

「ルルル動物病院」、本当の名前は、
「タマル アニマル ホスピタル」なのですが、テルくんが、そのサインを縦読みして、通称「ルルル動物病院」なのでした。

タマル  ↓ここから縦読みです
アニマル
ホスピタル

物語は、子供向けではありますが、大人が読んでも充分楽しめます。はらはらしたり嬉しくなったり悲しくなったり。。。(ホントに涙ぐんじゃいました)

作者の後藤みわこさんに最初に取材していただいた当時、私は夜間救急動物病院に勤務していました。そのときのとりとめのない話が、このような素敵なお話の基礎になった(のかも…)と思うと感慨深いことしきりでもあります。

そんな経緯があり、この素敵な物語と、登場するひとたち、動物たちが大好きになって、「ルルル動物病院」の名前をいただくことにしたのでした。

「ルルル動物病院」という語感もかわいらしくて、難しくないので、お子さんにもお年寄りの方にも、覚えてもらいやすそう。という現実的な面でもいいなー!って思いました。

しかも、作中の「ルルル動物病院」の院長も、女性なのです。
(私とは違って、とてもかわいらしい先生です)
そんな先生に、なれる日はくるのか。。。

2巻 「猫と話す友だち」
猫と暮らすなかで、ぜひ知っておいて欲しい!という獣医目線。。。
テルくんと一緒にどきどきしながら読みました。

3巻「きみは子犬のお母さん」
2016年 2月発刊しました!
不幸な経緯で保護されているわんちゃんが妊娠していました。もうすぐ出産…!

→ルルル動物病院(3) きみは子犬のお母さん の紹介ページはこちら

動物好きのお子さんがいらっしゃる方も、大人の方も、ぜひ読んでみてくださいね。

ル・ル・ル動物病院の、待合室にも置かせてもらおうと思っています。