そろそろヤツらが動きだす

ノミ

わんこにゃんこ界隈で、この時期にこんな話といえば、それはもうノミとダニとかに決まってます。(たぶん)

ノミ
ノミ拡大図

(本物はもっと濃い茶色に見えて、薄い体をしています。そして素早い)

 

いままでさんざんノミの話をしてきましたが、年も越したので、またおしらせいたします。

気温が13度を超えると、ノミダニは活動を開始します。

 

昼間に、気持ちいいからお散歩、とか、そろそろ危険なわけです。

 

のらにゃんこは、年中ノミをくっつけています。

そのノミの卵は、のらにゃんこのいく先々でころころ落ちているのですが、この卵の中身が育ち始めるのも、

ノミがさなぎになった段階で寒くなると、そのまま成長が止まりますが、さなぎから出てくるようになるのも、

気温が13度を超えたあたりからになるのです。

 

最近、昼間はめっきり暖かくなりました。

 

どこかでノミをもらってくると、最初はわからなくても(実際、5〜6匹の寄生では、乳児期のこねこからでも見つかることは少ないです)、暑くなる頃から、大増殖するような感じになります。

ここまでになると、完全撲滅がとても厄介になります。

(どこでもらってきた、というのは、はっきりしないことが多いです)

かゆい犬猫

ダニは、草むらにいることが多いですが、厄介な病気を運ぶことがあるため、非常に危険です。

こちらも、暖かくなると、葉っぱのてっぺんなどで、どうぶつが通り過ぎるのを待ち構えています。

ダニは、人間も死んでしまうような病気以外にも、厄介な病気を持ってくることがあります。

 

寄生されてからの駆除にするのか、最初から寄生されないように予防するのか。

という選択です。

ル・ル・ル動物病院では、情報は提供しますが、強制はしていません。

(入院・ホテルなどのお預かり時は、必ずお願いしています)

でも、どうぶつたちにとってリスクが少ないのはどちらなのかは明らかです。

ぜひ、おうちの子たちが快適に暮らせる選択をしていただきたいと思います。

 

今までのノミ関連記事

気温13℃

ノミのおはなし 1

ノミのおはなし 2

ノミのおはなし 3

ノミが。。

 

保護されてきたこねこのお腹↓

ノミ駆除スプレーをかけられて、弱って逃げられなくなったノミたち。

ノミがついているねこ

 

*フィラリア予防は、当院では5月からをオススメしています

参考記事→ フィラリア予防の時期はデータが決める